スフレ・グラッセの作り方

スフレ・グラッセの作り方

こんにちは。動画をご覧いただきありがとうございます。
今回は少し暖かくなってきたので、スフレグラッセを作りました。
しっかりコクもありますが、とても軽く冷たいアイスです。見た目はスフレを模していて焼かない、しぼまない冷たいスフレのアイス版のイメージになります。

もともとスフレは、クレームパティシエール(カスタードクリーム)にメレンゲを加えて焼き上げ、背が高く膨らんだアツアツの状態を食べるデザートです。その形を真似て冷菓に仕上げたのが、このスフレグラッセになります。
アイスクリームのような冷菓は、主にイタリアで発達していきますが、その生みの親はマルコ・ポーロが凍らせた果汁をのむ習慣を中国から持ち帰ったとも、アラブ圏の習慣が伝わったともされています。当時はシャーベットのような物ばかりでした。
その後、カトリーヌ・ド・メディシスによって17~18世紀にフランスの貴婦人たちの趣向を満たすものとして広まります。そして、当時の宮廷料理人やパティシエたちによって、卵や生クリームが加えられていきます。
特に、街のカフェパティシエのフランチェスコ・プロコピオによって、宮廷不出を守っていたアイスクリームの製法はイタリアから伝わり、いち早く目を付け手を加えられた看板メニューは、パリの街で流行し成功を納めました。ちなみに、このカフェは後に「ル・プロコープ」として今現在のパリ6区にレストランとして存在しています。

そして更にアントナン・カレームによって派生していき今の「パフェ」までもが生み出されたとされています。

✵スフレグラッセ 直径7㎝のココット 6個分
▢イタリアンメレンゲ
水 30g water
グラニュー糖 100g sugar
卵白 2個分 egg white
▢生クリーム35% 250g heavy cream
▢パータボンブ
水 25g water
グラニュー糖 25g sugar
卵黄 2個分 egg yolk
グランマルニエ 25g grand marnier

ココアパウダー cocoa powder
抹茶パウダー matcha powder

※視聴者様よりリクエストを頂いたので使用しているお気に入りの調理器具、珍しい食材についてご紹介します。ご参考にしてください(o^―^o)
〇ホイッパー
MATFER(マトファ)フランス製
・多少重さがありますが、その分芯がしっかりしていて丈夫です。
〇ハンドミキサー
KitchenAid(キッチンエイド)9段階変速 ハンドミキサー
・多少重さがありますが、比較的音も静かでパワー、連続運転時間等も申し分ありません。(動画内では音量を下げています。)
〇ハンドブレンダー
KitchenAid(キッチンエイド)プロライン コードレス ハンドブレンダー
・音の静かさ、パワー、スピード調節、アタッチメントの多さも魅力ですが、充電バッテリー式なのでコードの心配がなく使いやすいです。(動画内では音量を下げています。)
〇カセットコンロ
イワタニ アモルフォ プレミアム
・火力、火の均一性などが安定していて加熱が早いです。

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